荒船山登山レポート
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荒船山登山荒船山は、長野県と群馬県の境にある日本200名山のひとつで、標高は1423mです。荒船山は、南北約2km、東西約400mの安山岩でできた台地で、平坦な頂上部と切り立った崖のある山容が、荒波を割って進む船を思わせることから、その名が付けられたといわれています。 この荒船山ですが、山自体よりもその一部である巨大な岩の艫岩(ともいわ)が有名です。 国道254号線を走っていると、一目でわかる圧倒的な岩があります。 有名な話ですが、クレヨンしんちゃんの作者である臼井義人が滑落して亡くなったのも、このとも岩です。 荒船山の登山ルートは、内山峠の登山口からとも岩を経て山頂を往復するのがメインですが、最も簡単に山頂を踏めるのが、荒船不動の登山口からです。 その荒船山を、荒船不動から荒船山頂を登頂し、その後、とも岩まで往復してきた荒船山登山レポートです。 |
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荒船山といえば、やっぱりこのとも岩の景色。 国道254号線から見たとも岩です。 まるで、航空母艦のようです。 このとも岩の真上に展望台があります。 ちなみに、荒船山の山頂自体は、このかなり奥にあります。 |
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荒船不動の登山口への行き方は、佐久方面からは内山トンネルの手前の細い道を右折して、道なりに進むとあります。 荒船不動直前に急坂があり、その手前に駐車場があります。この駐車場は、そこそこの台数駐車することができます。 ですが、荒船不動まで車で行くこともできます。 |
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荒船不動です。 数台なら、車を駐車することもできます。 そして、トイレもあります。 登山口は、荒船不動の左手にあります。 |
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登山道は、林の中で比較的緩やかにのびています。 登山道自体は太くはありませんが、歩きやすい道です。 |
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稜線まで出ると分岐になります。 ここを左に曲がり、荒船山山頂を目指します。 |
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分岐点からは、まず平坦な道が続き、やがてそこそこの上りが始まります。 それまでが緩やかだった分、けっこうきつく感じます。 |
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上りきると、荒船山のメイン登山道と合流します。 台地の上なので平らです。 |
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合流してから、最初は台地上の平らな道を進みます。最後、荒船山山頂直下が急な上り坂ですが、距離が短いのでそほど苦になりません。 | |||
荒船山山頂に登頂しました。 コースタイムは、登山口から50分でした。 荒船山山頂は、それほど広くありません。 そして、木々に囲まれているせいで、眺望が全くない。 とはいえ、荒船山の眺望といえばとも岩からです。 なので、山頂だけの登山でなく、艫岩まで行くことにしました。 |
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荒船山山頂から、わずか5分で分岐まで戻り、そのまままっすぐにとも岩に向かいます。 荒船山は、平坦な頂上部を持つ山というのがよく分かります。 アップダウンはほとんどなく、かつ、ほぼまっすぐです。 道も歩きやすく、ハイペースで歩けます。 |
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登山は道具選びから、技術の身につけ方次第で、大きく疲れ具合や楽しみ方が変わります。 それらを知らないと危険な上にただの苦行でしかありません。しかし、実際にそれらをきちんと教わる機会はほとんど存在していません。 そこで、まさにうってつけのDVDとテキストから構成された分かりやすい登山教室を紹介します。 それを見て、登山を学び登山ライフを楽しみましょう。登山ができると、旅行の幅もう〜んと広がりますよ。 あの有名なアルピニスト野口健も推薦する登山家 小西浩文の『目で見てわかる登山教室』 |
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台地を歩くこと20分で艫岩(とも岩)に着きました。 ただし、その日はスケジュールが立て込んでいたので、かなりのハイペースで歩きました。 とも岩には、休憩舎がありたくさんの人でにぎわっています。 トイレがありそうなものですが、トイレはありません。でも、そのうちできそうな気がします。 |
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とも岩からの景色は絶景です。断崖絶壁なので、北半分が見事に開けています。 まず、正面に浅間山を望むことができます。ちょっと霞んでいたのですが、空気が澄めばそこいらじゅうの山々を望むことができると思います。 そして、眼下に国道254号線のつづら折りを見下ろせます。 とも岩の展望台は、垂直の断崖の上なので、転落注意です。しかも、柵は一切ありません。 広くて平らな展望台なので、全く危なくはありませんが、ついつい下を覗きこみたくなります。 クレヨンしんちゃんの作者である臼井義人さんも、おそらく覗き込んで転落したのでは思います。 ちなみに、私も覗き込みました。すっげースリルです。 荒船山登山のメインは、完全にこのとも岩です。 内山峠から荒船山に登れば、とも岩は途中ですが、荒船不動からだと、わざわざ来ないといけません。 しかし、道のりは楽だし往復1時間程度なので、ぜひ来てください。 とも岩を後にし、来た時と同じ道を20分で合流点までもどり、あそこから荒船不動まで25分で下山しました。 荒船山総評ですが、初心者にはまさに打ってつけの山です。とも岩からの景色は最高ですし、家族登山にもおすすめの山です。 コースタイム 荒船不動登山口 → 40分 台地上の合流点 → 10分 荒船山山頂 → 5分 台地上の合流点 → 20分 とも岩 → 20分 台地上の合流点 → 25分 荒船不動登山口 ※かなり急いで登りました。 |
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大きな書店でも登山関連本が充実している所は少ないのが現状です。 そこで、登山関連書籍と登山地図を最大級で取り揃えてみました。 登山関連本と登山地図の百貨店 |
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2013年9月
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