荒島岳登山レポート
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荒島岳登山荒島岳は、福井県大野市にある標高1523mの山で、日本百名山のひとつです。荒島岳は、国道158号線を九頭竜湖から大野市街に向けて走らせていると、ボンと目の前に飛び込んでくる山です。 荒島岳は、標高の割にメインの登山ルート2つで登山すると、とても大変でハードな登山です。 なんせ、標高差が1200mくらいありますから… ゆえに、経験の少ない年配者などは、自力で下山するのが困難になるなんて話を聞く山です。 つまり、舐めてかかってはいけません。 しかし、舐めてかかる登山者が多いのも荒島岳の特徴です。 ただ、一般的でない佐開ルートで登れば、登山口から2時間ほどで登山することができ、メインルートほどハードな山とはいえません。 それでも、山頂付近の急登は避けることができませんので、大変な山であることに違いはありません。 このページは、荒島岳を最もメジャーな勝原(かどはら)の登山口から登山してきた写真たっぷりの登山レポートです。 |
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荒島岳の勝原の登山口は、国道158号線を九頭竜湖方面から大野に受けて走っていると、ちょっと長めのトンネルがあり、それを抜けると今は閉鎖された勝原スキー場跡があります。 そこが荒島岳の登山口です。案内もあります。 JR勝原駅からも歩いていくことができます。 駐車場も大きいのがありますし、きれいなトイレもあります。 電話BOXが登山届記入場所になっているのが面白いです。 |
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登山開始直後は、スキー場跡を太い道でまっすぐに登っていきます。 そのあと突き当り、右に折れ細い道になり、上っていきます。 |
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やがて、スキー場の上部に出て、その先に荒島岳登山口があります。 ここが真の荒島岳登山口のようです。 スタートから40分かかりました。 ここまでは標高が低いのと、影がないので、夏場はとても暑いと思います。 |
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登山道は、ブナ林の中をなかなかの上りで登っていきます。 「トトロの木」なんて名前も付いています。 |
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標高935mの「白山ベンチ」です。 木を重ねたような簡単なベンチがあります。 ここから、白山を眺めることができるので、この日はダメでした。 ちなみに、この登山道には、所々に標高が書かれたプレートがあります。そのプレートには、5分の2と書かれていました。 |
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登山道は、よく整備されています。 なかなかの上りと比較的平坦な部分を繰り返し、登っていきます。 |
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スタート地点から2:20で、中出コースとの合流点である小ピークに到着しました。 合流点と休憩ポイントにちょうどいいので、休憩している登山者で賑わっています。 ここから荒島岳山頂まで1.5kmです。 ここまで、上りの連続ですでに疲れている所で、まだ1.5kmもあるのが信じられない気分です。 ただ、荒島岳の登山はここからが本番と言っても過言ではありませんでした。 なので、体力を回復させるために、休憩しましょう。 |
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先ほどの合流点から少し下ったら、佐開コースとの合流点があります。 標高は1195mです。 |
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佐開コースとの合流点から少し行くと、「滑落注意」の看板があります。滑落死亡事故が多発しているなんて書かれています。 その先が、荒島岳最大の難所です。 といっても、滑落死亡事故が多発するようなことはないです。 かなり大げさに書かれていたと思います。 そこを登りきると、荒島岳まで1.3kmとなります。 正直「まだそんなにあるの!?」と言うのがみんなの感想だと思いますし、実際自分もそう思いました。 |
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標高1415mの前荒島に到着です。 この先から、眺めが広がります。 |
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前荒島からは、縦走路と言えば縦走路ですが、平らな部分と急登の繰り返しです。 | |||
スタート地点から3:20で荒島岳山頂に登頂しました。 アルプス登山の帰りで、疲れがたまっていてペースが上がらなかったのもあると思いますが、コースタイムとほぼ同じ時間がかかりました。 荒島岳山頂は、けっこう広いです。祠があります。トイレはありません。 景色は、大野市街を一望でき、能郷白山などの山々を一望することができます。 九頭竜湖は見えるかなと思っていましたが、山の陰で見えませんでした。 雲がなければ、白山もばっちり見えると思います。 景色は、最高です。きつい山だった分、なおさらです。 |
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登山は道具選びから、技術の身につけ方次第で、大きく疲れ具合や楽しみ方が変わります。 それらを知らないと危険な上にただの苦行でしかありません。しかし、実際にそれらをきちんと教わる機会はほとんど存在していません。 そこで、まさにうってつけのDVDとテキストから構成された分かりやすい登山教室を紹介します。 それを見て、登山を学び登山ライフを楽しみましょう。登山ができると、旅行の幅もう〜んと広がりますよ。 あの有名なアルピニスト野口健も推薦する登山家 小西浩文の『目で見てわかる登山教室』 |
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さあ、往路を下山です。 荒島岳から前荒島までは絶景を眺めながら下山できます。 その先の難所は慎重に下りましょう。 下りは、上りと違って、ペースが上がりますので、捻挫等に十分注意しましょう。 コースタイム 登山口 → 140分 中出との合流点のピーク → 60分 荒島岳山頂 → 中出との合流点のピーク 50分 → 登山口 80分 |
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大きな書店でも登山関連本が充実している所は少ないのが現状です。 そこで、登山関連書籍と登山地図を最大級で取り揃えてみました。 登山関連本と登山地図の百貨店 |
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2013年10月
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