三瓶山登山(東の原から女三瓶−男三瓶)
三瓶山登山レポート 2010年6月三瓶山は、島根県にある標高1126mの独立峰で、日本200名山のひとつです。三瓶山は、男三瓶を最高峰に女三瓶・大平山・孫三瓶・子三瓶などから成り立つ火山です。 山麓には東の原や北の原や西の原などの高原も広がり、近くには源泉掛け流しの三瓶温泉などがあり、ちょっとした高原リゾートになっているともいえます。 この三瓶山を、東の原から登山リフトを利用せずに、女三瓶経由で男三瓶まで登山してきました。 |
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浮布池から見る男三瓶と子三瓶です。 風がなければ、この浮布池に三瓶山の雄姿が映ります。 今回の登山とは関係ないですが… |
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三瓶山東の原の登山口です。 さんべ温泉スキー場なので、大きな無料駐車場やキレイなトイレもあります。 ミラドールさんべには、無料の休憩所と自動販売機コーナーがあります。 スキー場のリフトも登山リフトとして9:00〜16:30まで運転しており、それを利用すれば大平山のすぐ下まで行くことができ、女三瓶までもコースタイム23分の登山で登ることができます。 料金は、往復で大人650円です。片道は450円。 正直高いです。 |
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リフトを利用しなくても、もちろん登山できます。 リフト乗場の先の登山口です。 ここからしばらく牧場の中を登ります。 まずは、牛が出ないためのゲートを開いて中に入ります。 横の柵には電気が流れているみたいです。 |
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登山道は、牧場の中を緩やかに登ります。 もし、牛に遭遇しても、おとなしいので気にせず通過すればよいとのことです。 ということで、牛のウンコがあちこちに落ちています。足元は、別の意味で気が抜けません。 |
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登山口から10分ほどで林に入ります。 | |||
林を抜けると、先ほど登山口から見えていた部分に差し掛かります。 景色はなかなかです。 |
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約30分で、登山リフトの山頂駅に着きます。 ここに牧場のゲートの上側があり、そこを出たら牧場の外ということです。 今まで、ただひたすら牧場を登っていたということです。 ここから大平山まで5分、女三瓶まで23分とあります。 |
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リフト乗場のすぐ先には、三瓶山を1周する道と、室の内池の展望所の十字路があります。 まずは、まっすぐに室の内池の展望所を目指します。といっても30秒かからないのですが… ここには、ドアつきの休憩所があります。 で、肝心の室の内池は見ることができません。 代わりに、子三瓶と孫三瓶がよく見えます。 |
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十字路に戻りすぐそこの大平山に向かいます。登山というよりハイキングです。 標高854mの大平山山頂は広く、ベンチや椅子がよく整備されています。 これで影があれば、弁当を食べるには最高の場所でしょう。 景色としては、三瓶山を形成する山々がよく見えます。東方面もなかなかです。 |
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大平山を出発して、すぐ下の十字路まで戻り、女三瓶を目指します。 コースタイムは十字路から20分らしいです。 最初は石畳の整備された道で、「このまま行けるのかな?」って思いましたが、すぐに普通の登山道になりました。 |
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もうすぐ女三瓶山頂です。 山頂にはテレビ局の電波塔があります。 |
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標高957mの女三瓶山頂に到着します。十字路からの時間は17分でした。 女三瓶山頂は、風にもよく当たり意外に涼しいです。 山頂には椅子もあります。ここまでなら、リフトを使えばハイキング感覚で登ることができます。 景色としては、東ノ原などの東方面と三瓶山の内側がよく見えます。 山頂のほんの少し手前からは、室の内池を望むことができます。 |
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さあ、男三瓶(三瓶山頂)に向けて出発です。 コースタイムは、下の十字路から考えると女三瓶から1時間です。 |
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女三瓶−男三瓶間は、こういう感じで小さなピークがいくつかあります。 最初のピークである兜山です。 縦走路に似ています。 |
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実は、女三瓶から男三瓶に向けての道は、かなりハードです。 手を使うような急登も数箇所ありますし、岩場もあります。 革靴などで、リフトを利用して気軽に女三瓶に登ったのであれば、男三瓶は目指さない方がいいでしょう。 また、登山初心者が次のステップの練習とするにはちょうどいいでしょう。 |
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見事な火山灰層です。 これが見えてくると、男三瓶の山頂は近いです。 |
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男三瓶の避難小屋付近です。 避難小屋は現在老朽化のために閉鎖中です。 男三瓶山頂付近は、非常に広く緑の高原といったところです。 |
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女三瓶から45分で標高1126mの男三瓶山頂に到着です。ここがいわゆる三瓶山の山頂です。 山頂は非常に広いです。トイレはありません。 男三瓶の山頂からの展望は、もちろん絶景です。南半分は三瓶山自体が見えるので景色がいいとは言えませんが、北半分はよく見えます。 すぐ下には、三瓶山北の原のキャンプ場などがよく見えます。 出雲平野から日御碕、大田の街も見えます。そこからの日本海のライン。とにかく日本海がよく見えます。 山口県との県境の山も見えています。今回は、天気がいまいちだったのですが、空気が澄んでいたら、隠岐の島も見えるみたいです。 |
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下山は、男三瓶山頂の脇にある姫逃コースで北の原に下ります。 サヒメルも所に下りれるみたいです。 もちろん、このまま子三瓶・孫三瓶と1周できますし、西の原の刀掛の松の所に下山するコースもあります。 ですが、天気が悪いので下山します。 |
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この姫逃コースは、よく整備された登山道です。 技術的に難しい箇所や急な箇所はありません。 北の原キャンプ場から、親子で安全に登山できます。 このコース、ブナ林などの中をだらだらと下ります。 ほとんど森の中なので、木陰で涼しいけど、景色は全く広がりません。 |
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約45分でサヒメルまで下山できました。 ここからは、自転車・歩行者用道路が東の原まで続いています。 |
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姫逃池です。 カキツバタがキレイです。 |
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サヒメルから東の原までは、歩行者自転車道路で40分でした。 この道、だいたい舗装していますが、一部未舗装部分もあります。 途中、休憩舎もあります。 そして、登山開始地点まで戻り登山終了です。 |
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三瓶山は、さすがは200名山のひとつです。 コースも色々ありますし、多少の技術がいる場所もあり、また1周することもでき、登山初心者から上級者まで楽しめることができます。 もちろん眺望もバッチリです。 キャンプ場や温泉などの高原リゾートも充実していますし、何より日本海側からのアクセスは非常にいい。 家族で登山するには最高の山だと思います。 |
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