紅葉の剣山登山(見の越より) 一の森-ジロウギュウ縦走



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剣山登山

紅葉の剣山登山レポート(一の森‐次郎笈縦走) 2009年10月

剣山は、四国の徳島県にある西日本で2番目に高い山です。
名前は「剣山」と険しそうですが、なだらかな山です。リフトもあるので手軽に登山を楽しむことができます。

ただ、この剣山はメインの登山口である見の越までのアプローチが、酷道といわれる細い国道(国道438号線・国道439号線)で、そこに行くまでの運転が大変です。つまりはとても山深いということです。
実際に山頂からは山また山の景色が広がります。

その分、山頂の山小屋である「頂上ヒュッテ」に宿泊したら、明かりがまわりにないのですばらしい星空を眺めることもできますし、夜は人工の音がしませんので、ほんとに俗世間を忘れさせてくれる山です。

剣山の秋は、紅葉が美しいことでも有名です。
この剣山を、紅葉真っ盛りの10月半ばに登山してきました。
剣山登山口 剣山の見の越の登山口です。
リフトを使わない場合は、ここがスタートです。
この階段の脇においしい水場がありますので、しっかり補給しておきましょう。

見の越には、無料の大駐車場があります。
公衆便所もあります。

土産物屋や食堂もあり、この1400m以上ある山の中でも、少しはにぎやかかなという感じはします。
石段を登ったところの剣山神社です。

剣山は、行場の鎖場もあったりはするのですが、普通のコースでは、危険なところはない山です。

とはいえ、登山の安全を祈願して、お参りします。

登山道は、この右手にあります。
剣山神社
登山口から5分ほどで、リフトの下をトンネルでくぐります。

くぐったら、道はそれなりの上りになります。
西島までの登りは、急登というほどでもないですが、幅1mほどの道で樹林の中をたんたんと登っていくという感じです。
西島のすぐ下にある野営場の所です。
西島には湧き水もトイレもありますので、剣山でテントを張るならここです。

剣山の山頂付近もよく見えます。

紅葉も美しい。
リフト西島駅
リフトの西島駅です。リフトを使えばここまで一気に来れます。

標高1750Mです。ここでもう中国地方で一番高い大山より高いです。
ここまで来ると景色もそれなりに広がります。

西島駅には、トイレも湧き水もベンチもあり絶好の休憩ポイントです。
登山口からここまでのコースタイムは35分です。山頂までのちょうど半分くらいの地点です。

リフトの両脇は紅葉が美しいです。
左の写真の鳥居をくぐっていく道が、メインの剣山登山道というところですが、リフト駅とトイレの間から続いている右の写真の道で登っていくのが剣山山頂への最短の近道です。

今回は、最短の右の写真の道で剣山頂を目指します。

ちなみに、左の写真の鳥居から200Mくらい進んだところが剣山の紅葉の最も美し場所です。
刀掛けの松です。

ちょっとした休憩ポイントです。
刀掛けの松
剣山本宮宝蔵石神社と今夜の宿である剣山頂上ヒュッテが見えてきました。

ここから、剣山頂まではもうすぐ近くで、登りはないといっても過言ではないです。
標高1955Mの剣山山頂です。

写真は一の森方面です。
ここまで、西島駅から30分で登れました。
剣山山頂
剣山頂からの夕日です。右写真は三嶺に沈む夕日です。美しすぎです。
かなり寒いですが、ベンチに腰かけ、夕陽を眺めます。ほんとに、自然の音しかしません。

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剣山頂上ヒュッテ 剣山頂上ヒュッテです。
1泊2食で7500円です。
超繁忙期でもないかぎり、基本的に個室です。

ご飯もちゃんとした温かいものが出ます。
ここの、おでんこんにゃくは激ウマです。

それと、西日本で一番高いところにあるお風呂があります。
残念ながらシャンプーや石鹸は禁止ですが…

ここに宿泊すれば、夕陽と朝日、そして夜は天然のプラネタリウムを堪能できます。
次の日、剣山頂上ヒュッテを出て、まずは一の森へ縦走します。 一の森への縦走路
剣山−一の森の縦走は、アップダウンがあまりなくハイキング感覚です。
剣山−一の森縦走の唯一といってもいいアップダウンです。
でも、あっという間に通過できますし、大した傾斜ではありません。
一の森が目の前になりました。

一の森へは、直接登るコースと一の森ヒュッテを経て頂上に至るコースと2つありますが、実はほぼ変わりません。
一の森ヒュッテです。

ここも宿泊できます。
泊まったことがないので、詳しいことは分かりませんので、美馬市のホームページをご参照ください。
一の森ヒュッテ
一の森からのパノラマ
標高1879m一の森からのパノラマです。
一番左にあるのが次郎笈(じろうぎゅう)、その隣の一の森の看板の奥が剣山です。
景色は360度の大パノラマです。剣山に全く引けをとりません。

剣山から一の森は30分で縦走できました。距離は1.5kmです。

一の森からは、槍戸まで、まだその先の縦走もありますが、今回は一の森までとし、剣山に同じ縦走路で戻ります。
剣山からの絶景
剣山からの三嶺から高松方面のパノラマです。石鎚山系もよく見えています。
左奥が三嶺、その右のうっすらしているのが石鎚山系、右から3分の1くらいの所をうねうね延びる道が国道438号線です。

言うまでもないですが、剣山からは360度の大パノラマが広がります。
年に10回くらいですが、大山が見えることもあるようです。
私は、リピーターですが、今までで一番よく見えたときは、高知市方面の太平洋、紀伊半島、淡路島、瀬戸大橋、高松サンポートのビルなどがくっきり見えていたときがありました。
それでも、大山は見えませんでした。頂上ヒュッテの人いわく、もうちょっとでおしかったようですが…

剣山の山頂付近は木道で、所々にデッキやベンチがあります。
デッキで横になって広い空を眺めるのは最高のひと時です。
剣山から次郎笈 剣山頂から次郎笈(じろうぎゅう)へ縦走していきます。

わりと近くに見えるのですが、剣山からジロウギュウへは1時間と案内が出ています。

いきなりの下りを気をつけて進みます。
剣山からの下りを下りきった辺りに、リフト西島駅方面への分岐があります。

まっすぐジロウギュウ目指します。

剣山頂からここまで10分かかりました。
さっきの分岐から約10分で、三嶺方面への縦走路への分岐に到達します。

右に行けば丸石・高ノ瀬を経て三嶺へ行けますが、じろうぎゅうからもすぐ合流できますので、三嶺までの大縦走をする人もジロウギュウの山頂を踏んでください。
次郎笈への登りです。
けっこうな急登です。
次郎笈山頂 標高1929m次郎笈(ジロウギュウ)山頂です。

登り始めて20分、剣山から40分で到達できました。

この写真のまさにど真ん中にあるのが三嶺山頂です。三嶺への大縦走路をおおよそ眺めることができます。
次郎笈から剣山方面のパノラマ
ジロウギュウからのパノラマです。剣山方面を眺めました。
剣山自体を撮影した写真のほとんどは、ここ次郎笈から撮影されたものです。

ジロウギュウ山頂からの眺めもまたすばらしく、剣山とほぼ互角かそれ以上です。
眼下に剣山スーパー林道も見えます。
ジロウギュウを下山して、先ほどのリフト西島駅への分岐へ戻ります。
下りのおかげか、約20分で戻りました。

そこから西島駅への道は、だいたい平坦です。

途中に、非常にややこしい分岐があります。
ここは眺めがよく休憩ポイントです。

ここを左に進むと西島駅方面です。
この先が、剣山の紅葉の一番美しい場所になります。
大剣岩 大剣岩が見えてきました。

大剣岩の下の辺りから、山頂方面への道が分かれています。
その分岐をほんの少し登ったところに、剣山の名水があります。

日本名水100選ににも選ばれている「剣山御神水(おしきみず)」です。

まさに湧き水です。若返りの水と説明があります。

御神水は、とてもおいしい水なので、喉を潤しましょう。

次郎笈の縦走路との分岐からここまで約15分です。
剣山御神水
剣山の紅葉
御神水からすぐ下の分岐まで戻り、西島のリフト乗り場まで向かいます。
西島駅まで800mです。

その道のり、500〜600mくらい進んだ辺り(西島駅から200〜300m)が、剣山紅葉の場所としては、一番美しい場所になります。
紅葉真っ盛りであれば、まさに真っ赤なじゅうたんになります。
おそらく、全国屈指の紅葉ポイントでしょう。
西島駅までは、御神水から約10分です。

帰りももちろん、リフトは使わず下山します。

登山口までは、約25分で下山できました。
剣山は、西日本で2番目に高い日本100名山というだけでなく、シーズンならキレンゲショウマなどの花も美しく、かつ紅葉も最高です。

剣山頂上ヒュッテに泊まれば、流れ星を普通に見ることができるほど美しい満点の星空も眺めることもできます。ちょっと寒ければ霧氷も見ることができます。

登山としても、景色も最高ですし、色々な縦走もできます。
鎖場だってコースしだいであり、楽しめる山です。

ほんとに心からお勧めできるすばらしい山です。
ぜひ、一度訪れ、行ったことがある人もリピーターになってください。
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