氷ノ山登山
氷ノ山登山レポート(須賀ノ山) 2010年5月氷ノ山(須賀ノ山)は、鳥取県と兵庫県の県境にある中国地方で2番目に高い山で、日本200名山のひとつです。氷ノ山の夏は、登山やキャンプなどの高原ライフ、冬はハチ北などのスキー場も氷ノ山山系といえるのでスキーのメッカともいえ、1年中楽しめる山です。 氷ノ山登山は、初心者でも難なく登山でき、入門用の山としては最適の山だと思います。 この氷ノ山を、まだ残雪の残る新緑の5月に鳥取県側から登山してきました。 |
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国道482号線から見る氷ノ山です。 正直高い山には見えません。 |
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スキー場のところにある氷ノ山の登山案内図です。 中上級者コースの仙谷登山道から登ることにします。 |
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登山口にある仙谷登山道のコース案内図です。 仙谷コースは急峻な沢登りコースと記されています。 仙谷登山道の登山口には、登山者用の駐車場はありませんので、近くのスキー場とかに停めた方が無難です。 ただ、数台駐車できる程度のスペースならあります。 |
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仙谷コースの登山口です。 ちなみに、氷ノ山スキー場を抜けた国道482号の旧道沿いにあります。 |
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登山を開始して、100mほどでゲレンデに出ます。 そこの案内にしたがって行きます。 氷ノ山まで2.4kmとあります。 |
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まずは、林の中をたんたんと登ります。 | |||
15分ほど登ったら、分岐がありそこを氷ノ山方面に進むと、沢を渡ります。 | |||
2つ目の沢に沿って登っていく所くらいから、道は急になります。 いよいよ本番開始といったところです。 所々、ラク(落石)に注意して通行した方がいい箇所もあります。 |
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沢を渡ったりしながら登っていくと最初の鎖場です。 転落注意と書かれています。 といっても、それほど危ないというわけでもなく、鎖を付けてくれているといった感じです。 |
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鎖場なんかより何倍も厄介なのは、登山道の分かりにくさです。 沢部を登って行っていたと思えば、気づけば反対側が登山道だったりして、よく見ないとすぐに登山道を見失ってしまいます。 木にリボンを結び付けてくれてはいるのですが、足元が岩なので、気をとられて見逃しやすいです。 しっかり全体を見ながら登りましょう。 |
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標高1100m地点です。 まだ雪が残っていました。 上りはかなり急です。 |
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1つ目の鎖場から10分ほどで2つ目の鎖場に来ます。ここも、鎖を付けてくれているといった感じです。 しかし、右写真のように上から見るとかなり怖いです。気をつけて登りましょう。 ちなみに、両方の鎖場とも、鎖の長さは10mほどです。 |
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2つ目の鎖場を登った先に、少し眺望が開けて、休めるところがあります。 ここから、縦走路まで、今までほどの急峻な登りでなく、少し楽になります。 |
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そして、登山開始後約1時間20分で、縦走路にでます。 ここには椅子もあります。 もう、氷ノ山山頂まではあとひと踏ん張りです。 |
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氷ノ山に向けて尾根道を進むとすぐに「こしき岩」が見えてきます。 この岩は登ることができます。 3点支持のいい練習になります。 剣岳登山や大キレットを越えるのであれば、これくらいは朝飯前でこなさないといけません。 ちょっと寄り道します。 |
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こしき岩の登りから下を見ます。 ちょっとした崖です。 さっきの鎖場とは違い、少し危険です。 でも、鎖はないですよ。 |
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こしき岩から、氷ノ山スキー場を望みます。 実は、氷ノ山山頂からこの景色は見ることができません。 |
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こしき岩からは、昔は道があったので、笹漕ぎさえすれば、その先の登山道まで比較的平坦に抜けることができます。 時間はかかるが、氷ノ山山頂までの距離は近くなってるということです。 氷ノ山山頂まであと少しです。 |
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そして、登山時間1時間40分で、日本200名山のひとつ氷ノ山山頂に着きました。 ここには三角屋根の避難小屋もあります。 |
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氷ノ山山頂にある展望台兼水洗トイレです。 キレイなトイレです。 冬季は、凍結のために使用できないとあります。 ということは、それ以外は使用できるということです。大山山頂のトイレなんかよりよっぽど利便がいいです。 |
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氷ノ山(須賀ノ山)山頂からの景色は最高です。 下から見ると、その形状のせいか本当に1500m以上ある山には見えませんでしたが、山頂に着いたら納得です。 南方面(写真上)は、後山山系などよく見えます。 北側(写真下)は、ハチ高原やハチ北などのスキー場がよく見えます。きっと、空気が澄んでいたら日本海もよく見えるはずです。 |
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さあ、下山開始します。 仙谷登山道の分岐まで約15分で到達し、帰りはそこをまっすぐに進んで氷ノ越登山道で下山します。 この分岐から氷ノ越まで2.3キロと出ています。 |
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尾根道をたんたんと縦走していきます。 比較的平坦な部分と下りが繰り返されます。 残念なことに、尾根道のくせして、笹に覆われていて、景色が広がることはあまりありませんでした。 途中、ブナの原生林もありました。 |
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氷ノ越に到着です。仙谷登山道との分岐から35分かかりました。 トイレはありませんが、避難小屋があります。椅子もあります。 振り返ると、氷ノ山山頂がよく見えます。「そういや、山頂からこの避難小屋は見えていたな…」 ここは、鳥取側への下山道、兵庫県側のメインの登山ルート、高丸山方面への縦走路の十字路になっていて、例えるなら、氷ノ山山系登山道の要衝といったところでしょう。 |
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森の中の氷ノ越登山道を下山していきます。 この道は、よく整備されていて、すごい急ということもなく初心者でも手軽に登ることができるルートといった感じです。 なので、登山の初心者が鳥取県側から氷ノ山に登るのであれば、この氷ノ越登山道がいいと思います。 |
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そして、30分ほどで氷ノ山キャンプ場にある登山口に下山できました。 ここから、仙谷登山道の登山口まで15分かかりました。 |
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氷ノ山は、子供から年配の方、初心者から上級者までいろんな人が楽しめるすばらしい山だと思います。 山頂にトイレがあるのも魅力的です。 中国地方第2の高峰というブランドもありますし、日本200名山のひとつでもあります。 心よりおススメできる山です。ぜひ登ってみてください。 |
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