薬師岳登山レポート
薬師岳登山薬師岳は、富山県の南東部にある標高2926mの山で、日本100名山のひとつでもあります。 |
|||
薬師岳の登山口は、有峰林道を進み、有峰湖を過ぎ少し進んだ折立にあります。 一般車は、この折立の登山口の所までで、そこからは進入禁止です。 駐車場は、道が広くなっている個所に停めるという感じですが、相当数停めることができます。 離れてはいますが、臨時駐車場もある様ですし… |
|||
薬師岳登山口と駐車場の所には、無料の折立キャンプ場があります。 利用届はいりますが、登山口の建物に出せばいいだけです。 折立のキャンプ場は、炊事場とトイレだけの最低限の施設だけですが、ありがたいです。 ここで、キャンプし、翌日からの登山に備えます。 |
|||
標高1356mの薬師岳登山口です。 ここには、トイレも自動販売機もあります。 |
|||
6時半前に薬師岳登山開始です。 最初は、森の中を 急登ではない上りで進んできます。 |
|||
登山道の幅はそれほど広くはないのですが、登りやすいです。 平な所や少しの下りなんかもありますが、とにかく大した上り坂とはいえません。 登山としては、物足りないくらい楽です。 |
|||
登山口から約80分で、とてつもなくひらけた三角点に到着します。 標高は1870.6mです。 ここから薬師岳の雄姿が望めます。 テーブル上のベンチが多数あり、絶好の休憩ポイントです。 ここから、太郎平まで4.2kmと出ています。 しかし、ご安心を。ここから、太郎平までは、比較的平坦な道が続くのでペースを上げることができます。しかも、視界が開け気分よく。 |
|||
平坦な上に道幅も広く景色もいいです。最高の気分で登山できます。 そして、右手の眼下には有峰湖も見えてきました。 |
|||
最高の気分を妨害するかのように、登山道は一度森に入ります。 この区間は、上り坂もややきついです。 |
|||
そして、登山道は森を抜けました。その先は、中間点の太郎平小屋まで眺望抜群の登山道です。 所々に、休憩できる机のようなベンチと太郎平と三角点との位置関係と標高を書いた看板もあります。 なので、この長い道のりも苦になりません。 |
|||
振り返るとこんな景色です。 位置的に、鍬崎山でしょうか? もちろん、右手眼下には有峰湖の雄姿が見えます。薬師岳もよく見えます。 さらに遠くには白山も望めます。 |
|||
薬師岳がだんだんと大きくなりました。よく見ると、頂上直下の薬師岳山荘を小さく確認することができます。あそこが今日の宿です。 登山道は、まさに高原のトレッキングという感じで続いています。 晴れていたら本当に気持ちいいですよ。 |
|||
木道部分が出てくると、太郎平はすぐそこです。 というか、かなり前から太郎平小屋が見えていましたら、非常に分かりやすかったです。 でも、太郎平小屋が見えてから着くまでは、長い道のりでした。 |
|||
標高2330mの太郎平(太郎兵衛平)に到着です。三角点から約100分かかりました。太郎平は広いです。 太郎平は、登山道の交差ポイントなので、絶好の休憩ポイントになっています。椅子も机も結構あります。 チップ制のきれいなトイレも、チップ制の水場もあります。 太郎平小屋では宿泊も食事もできます。オフシーズンは薬師岳の登山届をここに出すようにあったので、出しました。 |
|||
休憩を終え、薬師岳に向けて、太郎平を出発です。 薬師岳は、かなり大きくなりました。 太郎平出発直後は、人一人分幅の木道を進みます。 木道の両脇の地面にあるオレンジ色に色づいた植物の葉がきれいです。 |
|||
そして、道は一度、薬師峠に向けて下ります。 峠に向かうのに下るというのも面白いです。 |
|||
下りきったところが薬師峠です。 ここは、キャンプ指定地になっています。 看板によると、水場もトイレもあるようです。 いくつか、テントもありました。 |
|||
薬師峠から薬師平の間は、岩場の急登です。 今まで、この薬師岳登山コースは、距離が長いだけで大したことがなかったので、このギャップに驚かされました。さすがに薬師岳。そんなに簡単に登らせてくれるわけがない。 |
|||
太郎兵衛平から約40分で薬師平に到着しました。 ここも湿地帯なので、木道を行きます。 木道の先には、槍ヶ岳の雄姿が!! |
|||
薬師平から先もまあまあの上りが続きます。おまけに高度も高くなり空気の薄さも感じつつあります。 さらに、雲が出てきて焦ります。 |
|||
そして、薬師平から40分。 待ちに待った薬師岳山荘に到着です。 今夜の宿です。 薬師岳山頂に最も近い山小屋です。 ちなみに、薬師岳山荘の標高は2701mです。 まあ、とにかく受付を済ませ、荷物を軽くして薬師岳山頂を目指します。 |
|||
登山は道具選びから、技術の身につけ方次第で、大きく疲れ具合や楽しみ方が変わります。 それらを知らないと危険な上にただの苦行でしかありません。しかし、実際にそれらをきちんと教わる機会はほとんど存在していません。 そこで、まさにうってつけのDVDとテキストから構成された分かりやすい登山教室を紹介します。 それを見て、登山を学び登山ライフを楽しみましょう。登山ができると、旅行の幅もう〜んと広がりますよ。 あの有名なアルピニスト野口健も推薦する登山家 小西浩文の『目で見てわかる登山教室』 |
|||
薬師岳山荘を後にして、薬師岳を目指します。 浮き砂利で、登りにくいです。 薬師岳山荘から、山頂のようなものが見えるのですが、そこはニセ山頂という事でした。 とはいえ、まずは、そこを目指します。 |
|||
そして、薬師岳ニセ山頂に到着です。 下から見えていたのは、石室ですね。 いわゆる風よけシェルターのような一時避難場所です。 |
|||
本物の薬師岳山頂は、もう少し先です。 高度差は、ほぼないのでもうひと頑張りしましょう。 |
|||
そして、薬師岳山頂から、40分で標高2926mの薬師岳山頂に登頂しました。 薬師岳山頂は、ごつごつはしていますが、なかなか広いです。 同じくらいの大きさの社がある所や山頂の状態や広さなどは剣岳山頂によく似ています。 |
|||
薬師岳山頂からの景色は、まあまあです。槍ヶ岳や穂高連峰も見えましたが、残念ながら雲が出てきて富山湾方面は全くでした。 しかし、薬師岳山荘に泊まるので、明日のチャンスがあります。 結果を言いますと、次の日はよく見えましたので、薬師岳山頂からの絶景レポートは、明日の登山レポートに書きました。 とりあえず、ここでひと休憩。休憩や山小屋の受付も含め、6時間と意外に早く登れたので、まだ時間は昼過ぎ。せっかくなので、北薬師岳まで縦走します。 北薬師岳までの往復縦走レポートはこちら。 薬師岳山荘の宿泊レポートはこちら。 2日目のご来光から、再アタック、そして下山のレポートはこちら。 コースタイム 折立登山口 → 80分 三角点 → 100分 太郎平 → 40分 薬師平 → 40分 薬師岳山荘 → 40分 薬師岳山頂 |
|||
大きな書店でも登山関連本が充実している所は少ないのが現状です。 そこで、登山関連書籍と登山地図を最大級で取り揃えてみました。 登山関連本と登山地図の百貨店 |
|||
|
|||
北海道から直接お取り寄せしたものは別次元のうまさです!!特に、ほっけはありえないウマさ!! おいしい北海道を釧路から ?? 専門店のかに、うに、いくら、旬の逸品をお届け! |
2012年9月
・登山のメインページへ このページの上部に戻る ※当サイトはリンクフリーです。
山動画投稿共有紹介サイト「山DO!」に参加しませんか!?
山動画投稿共有紹介サイト「山DO!」がスタートしました。
山DO!は、山動画専門のサイトです。
最近、山で、動画を撮影している人をよく見かけます。せっかく撮影した山動画、どうせならたくさんの人に見てもらいたいと思いませんか?
山DO!は、わずらわしい会員登録やユーザー登録も無しで、いきなりあなたの山動画を完全無料で紹介することができます。ただし、一度youtube等の動画投稿サイトに山動画を上げてもらう必要があります。
youtubeに山動画をアップしたことがない人のために、そのやり方も詳しく紹介しています。だったらyoutubeだけでいいのでは?と思うかもしれませんが、youtubeにアップしただけではたくさんの動画に埋もれてあなたの動画はほとんど見てもらえません。
なお、現在スタートした直後なので、あなたの投稿した動画は上部に表示されます。
今がチャンスです。