和気富士から神ノ上山までの和気アルプス縦走登山レポート
和気アルプス縦走登山和気アルプスは、岡山県和気町にある和気富士から神ノ上山まで続く山々の俗称です。最も高い神ノ上山(こうのうえやま)でも標高は370mと低いのですが、景色もよくかなり楽しい縦走登山ができます。 その和気アルプスを和気富士から登山し、神ノ上山まで縦走してきた写真たっぷりの登山レポートです。 縦走開始までの和気富士登山はこちらです。 |
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和気富士を出発したら、和文字焼きが行われる観音山に向かいます。 | |||
すぐに、景色がよくなります。 和気富士までと違って、和気アルプス縦走路は景色がいいです。 ただし、和気富士までのよく整備されたハイキング道でなく、浮き砂利注意の登山道です。 写真のような景色はいいが岩の上を歩くような箇所もあります。といっても、全く危なくはないのでご安心を。 |
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和気アルプスは、縦走路なので、アップダウンを繰り返します。 基本的に急な個所は少ないのですが、一部結構な急な個所もあります。 ハイキングでなく、登山です。 |
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エボシ岩です。 もちろん眺めはいいですよ。 |
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毎年8月16日に「和」の字のかがり火が焚かれる観音山に到着しました。 いわゆる「和文字焼き」ですね。和文字焼きの火床があります。 ここまで、和気富士から15分かかりました。 |
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観音山から先は、ちょっとした 急登がありました。でも距離は短いのでなんなくパスできます。 それにしても気持ちのいい縦走路です。 |
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和気ドームの上にあるピークに到着しました。 おそらくここが岩山か、前ノ峰だと思います。 コースタイムは、観音山から15分です。 |
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その先は、ちょっと進路の方向が変わります。 今までは北に進んでいたのが、北東方面に進んでいくことになります。 よって、ちょっと景色が変わります。 今まではあまり望めなかった、和気の中心街や和気インター方面の景色が広がります。 |
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和気鵜飼谷温泉を見下ろします。 和気アルプスの縦走後は、この温泉に入るのもいいかもしれません。 この縦走路は、色んな所から合流しています。穂高山の先ですが、鵜飼谷温泉方面からの道もあります。 分岐には小さいですが案内がありますので、迷う事はないと思います。 |
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岩山?から15分で穂高山山頂に到着しました。山頂からの眺めはもちろんいいです。 この区間が、和気アルプスで一番景色がいいのかなと思います。 アップダウンを繰り返しますが傾斜はそれほどきつくありません。 穂高山山頂からは、竜王山のバットレスのザラザラ感がよく分かります。 バットレスとは、山頂や尾根まで急峻にせり上がる岩壁の事をいいます。 |
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登山は道具選びから、技術の身につけ方次第で、大きく疲れ具合や楽しみ方が変わります。 それらを知らないと危険な上にただの苦行でしかありません。しかし、実際にそれらをきちんと教わる機会はほとんど存在していません。 そこで、まさにうってつけのDVDとテキストから構成された分かりやすい登山教室を紹介します。 それを見て、登山を学び登山ライフを楽しみましょう。登山ができると、旅行の幅もう〜んと広がりますよ。 あの有名なアルピニスト野口健も推薦する登山家 小西浩文の『目で見てわかる登山教室』 |
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穂高山から5分で竜王山方面への分岐です。 ここから、竜王山方面を経て和気方面に下山することもできます。 和気方面へのエスケープルートはここが唯一だったと思います。 左上の写真が今まで縦走してきた和気富士方面です。真ん中左端が和気富士です。 右上が今から向かう神ノ上山方面です。 |
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竜王山との分岐のすぐ先は、一気に急坂で下されます。 そして奥ノ峰までは一気に登ります。 |
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眼下に宗堂池を望みます。 宗堂池の水の色が独特できれいです。 写真では伝わりにくいのですが、見たら「おお!」と思うでしょう。 |
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奥ノ峰を過ぎると、縦走路は林の中に突入します。 今までの眺めはなくなりますが、その分涼しいです。 所々分岐がありますが、案内がありますので、迷う事はないと思います。 途中、下山道として選択する分岐があります。そこはT字路みたいになっています。 そこを左に行けば神ノ上山に行けます。 その先にも分岐があるのですが神ノ上山方面と逆は「剣峰」とか「ザイテングラード」とか書かれていてアルピニストの端くれとしてそそられます。 |
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竜王山分岐から55分で神ノ上山山頂に到着しました。山頂はかなり広いです。 景色は、主に東と北が望めます。左が北側で写真では分かりませんが、那岐連山もうっすらと見えていました。 右写真は東側です。 景色としては、ここまでの眺めがよかったせいか、可もなく不可もなくといった感想です。 これで、和気富士から神ノ上山までの和気アルプス縦走をしたことになります。 |
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神ノ上山で昼食を食べ、さっきの分岐まで戻ります。5分です。 今度は、鷹の巣岩方面を経て下山開始です。 まずは、比較的平らで林の中を進んでいきます。 |
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菖蒲池です。 水はありません。 おそらく湿原タイプの池ではないかと… |
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金剛寺跡です。 石垣が残っています。 |
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鷹ノ巣の岩場の横を過ぎると、林を抜け眺望抜群の道になります。 右手に竜王山を眺めながらの下山です。 「馬の背」なんて物騒な名前のついている個所もありますが、全く危なくありません。 |
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下から鷹ノ巣の岩場を眺めます。 ロッククライミングの練習場だけのことはあります。 |
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再び林の中を下山します。 今度は、結構な下りです。 |
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下り切ったら、山の学校と言われる広場に到着します。 上の分岐から、山の学校まで30分です。 |
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山の学校から2つのゲートを開け閉めして、約10分で和気中学校に着きます。 これで下山が完了です。 あとは、舗装路で、スタート地点の和気富士の登山口に戻ります。約30分です。 |
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和気アルプスは、岡山県南の山としては、本格的な登山の気分が手軽に楽しめます。 和気富士から神ノ上山まで縦走して1周登山すれば、標高400mすらない山を登山したとは思えないほど楽しめますよ。 コースタイム 和気富士登山口 → 15分 和気富士山頂 → 15分 観音山 → 15分 → 岩山 → 15分 穂高山 → 5分 竜王山分岐 → 55分 神ノ上山山頂 → 35分 山の学校 → 10分 和気中学校 → 30分 スタート地点(和気富士登山口) |
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2013年5月
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