酷道256号線走破レポート 長野県飯田市からタラガトンネルを経て岐阜県山県市まで



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国道256号線走破レポート

国道(酷道)256号線(2008年9月)

国道256号線は、長野県飯田市と岐阜県岐阜市を結ぶ国道(酷道)です。
ただ、茅野市が正式なスタート地点で、国道152号と併走している設定みたいですが…

そんなのもあってか、飯田市の東方にも国道256号はありますが、国道152号へ続いているわけでもなく途中で切れています。

その切れている部分の近くには、国道474号の矢筈トンネルがありますので、当面繋がることはないと思います。

で、その酷道256号を飯田市の東方部分数キロを無視して、飯田市を基点に走ってきました。
国道256号線は、飯田をでてしばらくは、完全2車線の快走国道です。

途中から、国道153号線としばらく併走します。
明智村で、国道256号線は、国道153号線と別れ、単独になります。

清内路トンネルまでの区間も、ごくごくごく一部を除いて2車線です。
トンネルを抜けると、1.5車線区間が少し続きます。

こんな区間が残されているのに、この区間にはトラックが我が物顔で走っていました。

トラック封じのためにも、トンネルなんか作らなければいいのに…
国道256号は、妻籠宿過ぎ、国道19号と少し併走し、坂下で再び単独走になったら、いよいよ酷道区間の開始です。

お約束の「大型車通行不能」の標識です。
ここから、国道256号と国道257号の併走区間までは、広狭混在といった感じです。

完全1車線の酷道部分もあれば、2車線快走部分もあります。

そして、残念ながら、随所で拡幅工事がされていました。

しかし、唯一完全に酷道だと思うところがありました。それは、案内が少なく、道が非常に分かりづらい。
完全に地図とにらめっこ状態で走りました。
そして、国道257号線と併走します。
完全2車線です。
その後、国道256号線は、国道257号線と別れ、2車線で東白川村の中心街近くまでいきます。
さあ、ここからが、酷道だ!!桜峠越えである。
しかし、完全1車線というよりも、1.5車線といった感じで、森の中をはしるというより、明るい峠を登っていくという感じでした。
桜峠からの下りも、登りと同じような感じでした。
そして、酷道256号線は、左に折れ、国道41号線との併走区間を目指します。
この区間は、おおよそ1.5車線で道は続きますが、2車線の部分もありました。
その後、国道256号線は国道41号線と併走し、再び単独になり、郡上八幡を目指します。

国道256号は、残念ながら、郡上八幡の直前まで、2車線快走路です。

ただ、のどかな景色が広がり、非常に気持ちいいです。
郡上八幡直前のつづら折れの下りです。
細い2車線ですが、どちらかというと1.5車線に近い感じがします。
郡上八幡から国道156号と少し併走し、再び分かれて国道256号は西のタラガトンネルに向かいます。

この区間に少し酷道区間がありますが、1.5車線ほどでそんなにすごい酷道ではありません。

しかも、工事が入っていますので、完全2車線化も数年のうちに実現すると思います。
国道256号線タラガトンネルです。

このトンネルができたことによって、国道256号線の酷道度はうんと下がりました。
タラガトンネルを抜け、国道256は美しい板取川に沿って南下を始めます。

この板取川ですが、随所に泳げる箇所があり、夏は川泳ぎのうってつけのポイントではないかと思います。

ただし、国道はほぼ完全2車線です。
といっても、たまに1.5車線が登場したりはします。
で、国道256号は、国道418号との交差点につきます。

この先、岐阜市まで15キロほど続いているのですが、地図を見た限り、酷道区間はほとんどないのと、酷道418号線で、根尾方面に向かうので、酷道256号の走破はここまでとしました。

写真は、根尾に向かう途中の国道418号線です。
ちなみに、国道418号線は、酷道として有名です。
国道256号線は、酷道としてのランクはC級です。
やはり、タラガトンネルができたのがかなりの要因です。

さらに残念なのは、残り少ない酷道区間も拡幅工事が随所で行われているということです。
おそらく、数年のうちに酷道としての姿は消すと思われます。

とはいえ、景色に変化があり、走っていて非常に気分のいい国道なので、お勧めはできます。
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