国道477号線レポート
国道(酷道)477号線 2010年9月国道477号線は、三重県四日市市と大阪府池田市を結ぶ関西地方屈指の酷道です。四日市市からスタートした国道477号線は、元有料道路の鈴鹿スカイラインという気持ちのいいワインディングロードで滋賀県に入り、名神高速道路の竜王インターを過ぎ、国道8号線との交差点くらいまでは酷道とはいえない快走路線ですが、そこから京都府南丹市園部までが酷道区間として存在しています。 特に、百井峠はS級酷道にも匹敵する細さと急坂です。 園部から先は、残念ながらトンネルもできたりして、現在は酷道としてわざわざ挙げるほどのものではなくなっています。 その国道477号線の酷道区間である竜王インターから園部の先までを走ってきました。 |
|
国道8号線との交差点付近の国道477号線です。 まだまだ2車線快走路線です。 でも、ガードレールに付いた小さな国道標識が酷道のにおいを漂わせています。 |
|
国道8号線を過ぎたら、少し酷道になります。 そして、でました。超レア標識。 この先、道が太くなるというものみたいです。 この逆なら、酷道では当たり前ですが、これは酷道といえど珍しい。 そもそもこのタイプの標識は警戒標識のはずです。 その意義からして、警戒する必要はないのでは… |
|
JRとの踏み切りです。 高架や地下でなく踏切があるのが、酷道としては当然です。 |
|
国道477号線の国道8号線から琵琶湖までの間は、地図を見たら分かるとおり、結構折れ曲がっています。案内標識すらない場所もあるので、地図やナビを参照しないと、国道477号からそれてしまいます。 道路幅としては、1.5〜2車線といったところです。交通量はあまりない部分が多いです。 それにしても、この区間は、畑や田んぼの中を気持ちよく走っていたと思うと、生活住宅地の中を進んだりとバラエティーに富んでいます。琵琶湖の周辺を走っているのだなと感じることができます。 |
|
飛び出し坊やがいっぱいの住宅地を国道477号線は続きます。 ほんとに飛び出しがあってもおかしくないので、スピード注意です。 |
|
有料道路の琵琶湖大橋です。 これも国道477号線の一部です。 |
|
琵琶湖大橋を渡り、国道477を快走2車線で西へ向かい、国道367号線と合流したら、すぐに有料道路の途中トンネルです。 高い通行料金ではないのですが、旧道で越えてみます。この旧道、ちょっと分かりにくいのと、有料道路をパスするための車の通行が多いのが、よくないです。 |
|
国道367号と国道477号は、少しの間併走します。 もちろん、2車線です。 |
|
そして、国道367号と国道477号は分かれます。 ここから先は、酷道ですよっていう警告がいっぱいです(嬉)。 |
|
しばらく2車線で続きますが、突如酷道はやってきます。 いよいよ酷道477号線突入です。 |
|
距離こそ長くありませんが、酷道477号線は前ヶ畑峠まで1車線の急坂を上っていきます。 おそらく、一番きつい勾配は15%以上あるのではと思います。 おまけにカーブもきつい。 |
|
国道477号線、前ヶ畑峠です。 ここまで、すれ違ったのは1台だけです。 |
|
前ヶ畑峠を過ぎると、大した下りもなくすぐに集落に出ます。しかも、かなり開けています。 さっきまでの上りが嘘みたいです。 この開けた感がここから先の百井峠への本番にスパイスをきかせてくれます。 この辺りの田畑の柵には電流が流れているみたいなので注意。 |
|
国道477号を走るなら0円マップを持っていこう!!0円マップとは? | |
酷道477号の真骨頂とも言える百井峠に向かいます。前ヶ畑峠よりもよりいっそう細い完全1車線です。 酷道477号線は、杉林の中を上っていきますが、こちら側からは、超急坂ということは無いです。 |
|
国道477号線百井峠です。 まさに見事な酷道っぷりです。 集落からここまで1台の車とすれ違いました。 バイクなんで何とかかわすことができました。 |
|
百井峠を過ぎると、いきなり急勾配の下りです。もちろん完全1車線の暗い樹林帯の中を酷道477号線は続きます。そしていうまでも無く、カーブはきつすぎ。 写真では伝わりませんが、これ、上りじゃなく下りです。そんな風に撮れてしまうほど急坂と思ってください。 15%以上はかたいでしょう。 雨の日なので、マジで気をつかいました。ただ、酷道名物の路面にコケが生えているということは無かったのが幸いでした。 ちなみに、ここ京都市内を走る国道ですよ。 |
|
京都府道38号線と国道477号線の分岐です。 ここをV字に折れて続くのが国道477号です。 Uじゃないですよ。Vです。 はっきり言って、一気には曲がれません。 右が、百井峠から来た道です。細いでしょ。 |
|
そして、酷道477号線は、花脊峠に向けて上っていきます。 途中のカーブの路面にはグルービング(縦溝)が設置されています。二輪車は走行注意です。 花脊峠までの区間は、だいたい1.5車線レベルです。坂も百井峠を越えてきているので、それほど急には感じませんでした。 なんと、この区間は一日に4便バスが走っています。 交通量も今までのように皆無ではなく、わずかにあります。 |
|
国道477号線、花脊峠(花背峠)です。 かなり広い峠です。 山の家のハイキングコースがあったりもします。 |
|
花脊峠から最初の集落までの下りは、だいたい1.5車線で続きます。 そこからは、京都府道38号線との分離交差点までは、2車線部分もあったり、1車線部分もあったりですが、平均するとおおよそ1.5車線でしょう。 |
|
京都府道38号線との分離交差点から京北までの国道477号線は、拡幅がかなり進んでいます。 でも、1.5車線部分はまあまあ残っています。 とはいえ、京北が近づくにつれ2車線が普通になります。 |
|
国道477号線と国道162号線の京北での交差点です。 久しぶりの信号です。 |
|
京北から国道477号線は、しばらく完全2車線で続きます。 | |
そして、またまた酷道の登場です。 この酷道477号線のここから先は、峠でもないのに酷道なんです。素敵です。 |
|
この区間の酷道477号線の細さは百井峠クラスです。完全1車線です。 基本的に深い森の中を進んでいきます。交通量はもちろん皆無に等しいです。 |
|
森を抜けた京都府道50号と併走区間は2車線になります。 | |
そして、府道と分離し、酷道477号はまた酷道区間になります。 「大型車左折通り抜け不可」とあり、期待します。 この手前にも、酷道標識のオンパレードでした。 |
|
ですが、期待はずれでした。 太めの1.5車線程度です。 そして、腹立たしいことに「大型車左折通り抜け不可」とあったのにもかかわらずダンプカーのバカどもガンガン走っていました。 それも結構スピードを出して。 がっかりです。 |
|
国道477号線は、国道9号線と園部まで併走します。 この国道9号線との合流直前がちょっと迷いやすいです。 |
|
園部から国道372号線までは、新世紀第二トンネルができたおかげで、酷道部分は消えてしまいました。 | |
国道477号線と国道372号線の合流地点です。 ここから先、池田市まで国道477号線は続きますが、酷道ではないので、今回の酷道477号線レポートはここまでとします。 |
|
国道477号線は、鈴鹿スカイライン、琵琶湖畔、百井峠などの酷道と、なかなかバラエティーに富んだすばらしい国道だと思います。 酷道としては、百井峠はもちろん、峠でもない完全1車線区間もあり、酷道としてもA級酷道で、距離がもう少し長ければS級と言っても過言ではないと思います。 酷道477号線は、間違いなく西日本屈指の酷道です。 酷道マニアであれば、外すことのできない1本であるのは間違いありませんので、ぜひ走ってみてください。 |
|
北海道から直接お取り寄せしたものは別次元のうまさです!!特に、ほっけはありえないウマさ!! おいしい北海道を釧路から ?? 専門店のかに、うに、いくら、旬の逸品をお届け! |
酷道のメインページへ このページの上部に戻る ※当サイトはリンクフリーです。
山動画投稿共有紹介サイト「山DO!」に参加しませんか!?
山動画投稿共有紹介サイト「山DO!」がスタートしました。
山DO!は、山動画専門のサイトです。
最近、山で、動画を撮影している人をよく見かけます。せっかく撮影した山動画、どうせならたくさんの人に見てもらいたいと思いませんか?
山DO!は、わずらわしい会員登録やユーザー登録も無しで、いきなりあなたの山動画を完全無料で紹介することができます。ただし、一度youtube等の動画投稿サイトに山動画を上げてもらう必要があります。
youtubeに山動画をアップしたことがない人のために、そのやり方も詳しく紹介しています。だったらyoutubeだけでいいのでは?と思うかもしれませんが、youtubeにアップしただけではたくさんの動画に埋もれてあなたの動画はほとんど見てもらえません。
なお、現在スタートした直後なので、あなたの投稿した動画は上部に表示されます。
今がチャンスです。
一泊2食2000円程度の格安宿情報
世の中には、知っている人だけが得をする情報というものがあります。この一泊3食で2000円程度の格安宿情報もそのひとつです。日本全国には、そういう格安宿がたくさんあります。でも、旅慣れした人であれば、相部屋のライダーハウスやドミトリーみたいな宿じゃないのと思うかもしれませんが、違います。そもそも、ライダーハウスやドミトリーでさえ、食事が付くところなら2000円以上はたいていします。
では、ユースホステルやとほ宿のような旅人宿でしょうか?いいや、それも違います。ユースなども一泊2食なら4500円は当たり前ですし、もちろん相部屋です。
そう考えると、相当ひどい宿なんだろうと思うかもしれませんが、そんなことはありません。それどころか、そこで付属するレジャーも無料か超格安で利用できます。
そんな宿情報をこちらで公開しています。宿泊で浮いたお金は、旅先のおいしい名物を食べたりして、宿以外のことにお金をかけその旅行自体をさらに充実させるのがおすすめです。
ちなみに、私もこのノウハウを手に入れていますが、著作権の問題で内容を書くことができません。申し訳ありません。ただ、これを知っておくと、特に家族旅行での宿の選択肢が広がることは間違いないです。
1泊千円以下 豪華施設完備 超激安お宿リスト -全国完全版-
バイク旅には0円マップを持っていこう!!0円マップとは?
車もバイクも自転車もみんなツーリングマップルを!!
・酷道のメインページへ このページの上部に戻る ※当サイトはリンクフリーです。