国道４０５号線（六合‐野反湖）走破レポート

旅の道しるべ

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酷道と呼ばれる未整備国道。酷道には、普通の国道にはない味があります。
一昔前はあちこちに残っていた酷道。その数は徐々に減ってきています。
そんな日本全国にまだ残っている酷道を実際に走ったりした写真たっぷりの酷道レポートです。

国道４０５号線の野反湖へのレポート

国道４０５号線（六合‐野反湖）　2012年9月 国道４０５号線は、新潟県上越市と群馬県六合村を結ぶ国道（酷道）です。 ですが、この国道４０５号線は、野反湖と秋山郷の間が分断されていて不通というか、今後も繋がることはないと思われます。つまりは、群馬県と長野県の県境を国道４０５号線で越えることはできないわけです。 という特徴があるものの、それ以外の区間も、おおむね酷道なのが国道４０５号線です。 まずは、この国道（酷道）４０５号線を六合からどん詰まりの野反湖の堤防まで走ってきました。
道の駅六合を過ぎて少し走ると、国道２９２号線と国道４０５号線の分岐交差点があります。 でも、信号はありません。 酷道らしさを早くもかもしだしています。
	酷道４０５号線は、細くても１．５車線。 ２車線部分も多く、それほど酷道という感じはしません。
県道（険道）５５号線との交差点です。 県道５５号線（左）に行くと、すぐに、私の大好きな、川の温泉尻焼温泉があります。
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	いよいよ、富士見峠（野反峠）への上りが始まります。 酷道のにおいが色濃くなってきました。
酷道４０５号線の野反湖への上りは、なかなかの急坂が続きます。 ヘアピンカーブとかもあり、酷道といった感じですが、道幅がそれほど細くありません。 ほとんどが１．５車線です。中には、完全２車線部分もあります。 その分、完全１車線はありません。 面白いのは、おにぎり標識が「野反湖までの距離」として１ｋｍごとにあります。 野反湖といっても、ダムまでの距離ではなく富士見峠（野反峠）までの距離です。
峠に向かって行く途中からも、草津温泉街など、下界の景色を望むことができます。 とにかく、酷道４０５号はかなり上までのぼるという事です。
	ついに富士見峠（野反峠）へ着きました。
富士見峠からは、空気が澄めば富士山が見えるようです。 峠には、駐車場とトイレ（チップ制）もあり、また売店もあります。 そして、多数のイスと机もあります。なぜなら、野反湖を一望することができるからです。 さらに、ここが、野反湖周辺のトレッキングの基地になります。
富士見峠（野反峠）をすぎても、国道405号線は、野反ダムの少し上の駐車場まで続きます。 峠まで１ｋｍごとにあったおにぎり標識は、ひとつもなくなりました。 ちなみに、この間の道幅は、１．５〜２車線です。
	国道４０５号線の群馬県側の終点です。 反対側の国道405号線は、秋山郷まで続いています。 ここには、大きめの駐車場とトイレがあります。 ここから、少し下れば野反ダムに着き、その先にキャンプ場もあります。 群馬県内の国道405号線は、酷道というほどのものではありませんが、静かな野反湖に向かう専用道といった酷道ですね。 この区間の酷道ランクは低いですが、私は好きです。
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